時間優先で意志なく適当に食べる。
なんとなく罪悪感を感じながらも、なかなか体のことを考えられない。
食べるということは、いつしか「効率的にお腹を満たす作業」のようになっていました。
一生懸命働く人の体を作る食事。
その時間や意識が、効率の対象になって良いのだろうか。
仕事を頑張る人こそ、そのエネルギーとなる食事が大切なのではないだろうか。
そう思うようになりました。


30代に入り、私は夫の故郷に引っ越すことになりました。
大きく広がる海、灼熱の太陽、川底まで見える透明な川。
そんな土地にもまた、一生懸命頑張る人々がいました。作物を作る生産者の方々です。
暑い中、寒い中、一生懸命誰かのために育てる。大雨が降っても、台風が来ても、真っ先に畑に行って作物を我が子のように守るような人ばかりです。
その方々の多くは、時間が少ない中で売り方を試行錯誤していました。
こんなに美味しいものが過去の私の近くにあったらよかったのに。
忙しいビジネスマンなら、より価値を感じてくれる人がたくさんいるのではないか。
そう思うようになりました。
イナカデリコは、オフィスの中に産地直送の新鮮で美味しい食環境をお作りすることで、働く皆様の【よい仕事とよい食の両立】を叶えます。
都会で働く人は、限られた時間でも健康的な食事をすることができます。
田舎で働く人は、作ることに専念しながら新しい販路を築くことができます。

私たちがお届けしたいのは、自分らしい働き方を維持しながら、健康でいられる食事、リフレッシュが叶うドリンク、焼きたてのパンや地方のお菓子が選べる、新しい働き方に合った食環境です。
そして、食材を作る人の顔が見えることで、「今日も頑張ろう」と思える空間をお届けしたいと思っています。
都会で働く人と、田舎で働く人が食を通じて互いを応援し合う。そんな相互応援の形を目指しています。
オフィスの価値が問われている今、貴社に合った食環境を、 イナカ の仲間と、皆様と一緒に、作り上げていけたら幸いです。