コラム 2018/12/17

|Déjà-vu的な!|#6 勇気を出して

#6 勇気を出して

みた夢がおもしろく、明け方声を出して笑う。
あまりおかしくて涙が出るほど。
思うんだけど、おかしいのとかなしいのって、脳の中でとなりにあるんじゃないかな。
体がたまに間違えてるときがある気がする。

朝ごはん

朝はトーストと豆乳カプチーノとりんご。
日本みつばちがあつめた、おいしいはちみつをたらす。
電子レンジがないので、豆乳とか牛乳とかちょっとだけわかすのも実はめんどくさい。
電子レンジ買おう買おうと思いつつ、なんとなくそのままきている。

掃除と洗濯をすませ、撮影用の食材や小物の買い出しに。
市場やスーパーをはしごするが、探している食材がどこにもない。
代わりをなににするか考える。

買い食い

お腹がすいてきたので市場でおいしそうなものを探す。
たこ焼きがまだあったかかったので、買って車の中で食べる。
ソースがなー。ちょっと違ってた。でもたこ焼き久々なので嬉しい。
あったかいほうじ茶が幸せ。

午後は家でレシピの撮影。
調理の失敗がつづき、卵のいためものがいっぱいできた。
日が暮れる前になんとか撮り切る。

夕方は事務所でまた子どもと過ごす。
小学1年生の女の子は、クリスマスにほしいものがいっぱいあるみたいだった。
ネックレス50個ほしいとか、あと何日で私だけ先にクリスマスが来るかとか、こーんな(おにぎりくらいの)ダイヤモンドはいつもらえるかとか、実に健全な欲に満ちていて、ほっとする。
だよね、わかる、私もおなじだよ!

レッスンの中で、ブロックパズルのようなものをしてもらうのだけど、いつもあとちょっとのところで解けない。
彼女の様子をみていると、その理由がわかる。
できている部分を壊すのが怖いのだ。
触ることができないまま、不完全なパズルの前で停止している。
しかし、どんなにながめてもブロックは動かない。(動いたらまずい。)

だけどだけど、そこにしか答えはないのであって。
今できていないってことは、できていると思っているところに、間違いがあるということなのであって。
そしてその間違っている部分が、パズルを解く鍵なのだ。

「どこが間違ってるか教えて」と彼女はいう。
もちろん私も粘り強くヒントを出すし、間違ってるってことは考えるためのチャンスなのよなどと言ってみるが、結局、どこが間違っているかというよりも、彼女が勇気を出してどこかのブロックを取り替えることができるかどうか、それだけなんだよなあと思う。
どこかが変われば、見方がかわり、きっとすぐに間違いに気がつく。

私は、がんばれって応援することしかできない。
パズルに向かう彼女の姿は、まるで私自身のよう。
変えたいなら、眺めてないで勇気を出し、動かすしかないんだ。
がんばれ小学1年生、がんばれ私。

果たして、私よりもずっと勇敢な彼女は、からくもパズルを解いた。
そして何ごともなかったかのように、「今日は頑張ったから、パパがYouTubeいっぱい見せてくれるかなー?」と言った。
リセット力!それ大事。ひきずらないの大事。

だって今日は鍋だから

遅くなってうちに帰っても大丈夫。
お鍋にぎっしり野菜と豚肉をつめ、濃いめのお出汁を入れて蓋するのみ。
とりあえずビールと茹で落花生(一昨日からある・・)。
焼き椎茸と春菊のサラダ、卵の炒めもの(昼間の)。
そして純米酒でしみじみ。

 

 

Text&Photo: Azusa Hamaguchi

1975年生まれ。地方都市→東京→結婚して、わりと田舎へ移住。
フリーのグラフィックデザイナー。夫と二人暮らし。
お酒が好き。食べ物と暮らしを「妄想」するのが趣味。

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