コラム 2019/02/07

|Déjà-vu的な!|#9 U.F.O.

#9 U.F.O.

久々に徹夜をした。
明日は休みだし、早く仕上げてビール飲もう!とか思ってたのが、あれ、結構遅くなるのでは?になり、これは帰れないねになり、お腹が空いてもうだめとなり、インスタント焼きそばを食べようとなった。(ここで我慢できないかね、しかし。)
それにしても!インスタント焼きそばってなんでこんなにおいしいんだろう。
(写真なし)

今、朝ドラで、日清食品創業者・安藤百福とその妻のお話をしているらしいが(みてない)、こんなものを生み出してくれて、安藤さんほんとうにありがとうございます!
油や塩分や化学調味料がなんだっていうんだ。
寒い夜に、家に帰れず(っていっても徒歩3分だけど)お腹が空いている私をたった200円で幸せにしてくれる、感動の食べ物。
B.N./A.N.
ビフォアー日清、アフター日清だよ。
時代はそこで分かれしなり。

さささささ寒い!
電気ポットでなんどもお湯を沸かして、お茶をがぶがぶ飲む。
明日はせっかく休みだから、家で続きやるのだけは絶対にいや。
なんとしても仕上げて帰ろう。
時計が漫画みたいにすすんでいてびっくりする。
20時、23時、25時、28時・・・。
音楽とかも聴かないで、こんなに集中したのいつぶりかってくらい。

どんな予想で夜には帰れるって思ったんだよと自分にがっくりしつつ、散らかした資料をかたづけて事務所を後にし、若干すっきりした気分で歩いていると、まだまっ暗いのに、通りで開かれる朝市の準備のためにぞくぞくと農家の方々が集まっていた。
私はふだん本当に引きこもっているので、こういう光景を見ると、やはり世の中にはたくさんの人がいて、いろんな仕事があって、それぞれの力がちょっとずつ重なり合って世界は輝いているのだなあとじーんとしてしまう。
しーえむわいけーではなく、あーるじーびーでもなく、人の生きる力の放つ波長の世界。
それのなんと美しいことか。

この間も取材のために朝6時過ぎに家を出たとき、日の出前の道は、普段以上に車の量が多く、7時過ぎになると、田舎の道がすごい渋滞になり、むしろ、昼間に毎週通ってる道なのに、こんな渋滞に出くわしたのは初めてで驚いた。
こんな時間からみんな働いてるんだよなあ。社会ってすごいなあ。
私って早起きして頑張ってるぜって思ったのが恥ずかしくなった。

牛丼弁当

家に帰って、夫のお弁当を作るためにご飯を炊く。(たまにお弁当がいる)
牛丼弁当なので簡単なはずなのに、半熟卵というトラップにまんまと引っかかる。
ちゃんと時間計ったのに固茹でだった。
くやしいので、もう一個ゆでる。
牛丼弁当のはずが、いろいろ盛りたくなりすき焼き弁当に近いものができた。
美味しそう。私が食べたい。

まだ眠くないので、夫のタリスカーをちびちびロックで飲む。
お腹もすいてきて、固ゆで卵を食べる。
もちろんそれですむはずもなく、甘辛いお肉やら焼きねぎやらもつまむ。
かろうじてご飯は思いとどまった。

眠気がやってきたが、さっきつくったデータをひとまずLINEで送らないといけない。
朝早すぎてもまずいので、8時まではなんとか起きておこう。
夫が起きてきたので、コーヒーを入れて一緒に飲む。
8時になり、LINEを送信して、お風呂に入って、歯を磨き、ベッドに入りアイマスクをつけた。
でも結局11時過ぎには目が覚めてしまう。
洗濯をしたり、植木に水をやったりして、のんびり過ごし、お昼はパスタを。

紫のパスタ

私の大好きな上野万梨子先生のレシピから、トレビスのパスタ。
仕上げにバルサミコをひとふりする。
全粒粉パスタを使ったけれど、とてもおいしい。
トレビスは火を通すと苦みが増す。それがいい。
紫の食べ物って本当に好きだ。
紫玉ねぎ、紫キャベツ、ビーツ、ツルムラサキ、小豆、エトセトラ、エトセトラ。

Huluで「アグリー・ベティ」が配信されている!
私、シーズン4(最終シーズン)の途中から多分見てない。
シーズン3くらいからおさらいしてみよう。
懐かしい。毎週見てた。

ウィルミナ(ヴァネッサ・ウィリアムズ!)のセリフがよかった。
「人生を精一杯生きる。
何があろうと、もう二度とシャンパーニュとキャビアは手放さないわ。
さあ、オードブルを作ってちょうだい!」
私も人生を精一杯生きる!
だれもオードブルつくってくれないけど。

魚が焼けない

夜ご飯は、銀ダラの西京焼きと、残り物のぶり大根と(魚がかぶる)、湯豆腐。
ビールと、いいちこお湯割。
西京焼きの味噌床は自分でつくったのだけど、地元の白味噌のポテンシャルが高すぎておどろく。
いつも探すのになかなか売っていないから、ついケチケチ使いがち。

うちには魚焼きグリルがなく、焼き魚は外にカセットコンロを出して焼く。
(幸い、立地的にだれも周りにいない状態なのと、それ以前に飲食店に囲まれているため、なんでもできる。)
しかし、いっこうに焼きがうまくならない。
この下味がついている系の魚にいたっては一度も成功したことがない。
おわかりいただけただろうか。この無残な姿に変わり果てた銀ダラを。(心霊特番風)
た、たれかー!たれかあるー!魚の焼き方を教えてくれるものはー!(なぜか古語)

 

 

Text&Photo: Azusa Hamaguchi

1975年生まれ。地方都市→東京→結婚して、わりと田舎へ移住。
フリーのグラフィックデザイナー。夫と二人暮らし。
お酒が好き。食べ物と暮らしを「妄想」するのが趣味。

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